【2月2日 AFP】北京五輪で8個の金メダルを獲得した競泳のマイケル・フェルプス(Michael Phelps、米国)が1日、大麻を吸引しているように見える写真が掲載されたことに対し、「悔やまれる」行為で「誤った判断だった」と認めた。

 英ニューズ・オブ・ザ・ワールド(News of the World)紙は1日、フェルプスが一般的に大麻の吸引に使うとされるパイプを吸っている写真を掲載した。

 フェルプスは声明で「悔やまれる行為で、誤った判断だった。私は23歳で、プールでの成功にもかかわらず、人々が私に求めるような形ではなく、若く、不適切な行為をしてしまった。この件についてはお詫びしたい。ファンと社会に対し、このようなことを繰り返さないよう約束する」と謝罪している。

 同紙は掲載した写真について、フェルプスが北京五輪で1大会史上最多の金メダル8個を獲得した3か月後の2008年11月6日に、サウスカロライナ大学(University of South Carolina)であったパーティーに参加した際に撮影されたものだとしている。

 米国水泳連盟(USA Swimming)は声明で「我々はマイケルの行為にとても失望している。我が国の五輪王者は、全ての年代の人々、特に熱意や夢を持った若いアスリートに尊敬されるお手本なのだ」と失望を示している。(c)AFP