【7月19日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督が18日、所属クラブで先発メンバーに入れない選手は、2014年W杯ブラジル大会(2014 World Cup)に出場できない可能性があるとの見解を示した。

 遠征先のマレーシアで記者会見に臨んだモウリーニョ監督は、「国の代表として選出される選手は、所属するクラブチームで先発メンバーを担ってなければいけない」と語っている。

 モウリーニョのコメントは、チェルシーがウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)獲得の打診を、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)から却下された後の発言だった。

 ルーニーを手放さなかったものの、ユナイテッドのデビッド・モイーズ(David Moyes)監督は、チームの先発ストライカーにルーニーではなくロビン・ファン・ペルシー(Robin Van Persie)を起用すると示唆している。

「W杯に出場したいと考えている選手は、もしクラブで2番手だったらかなり危ういことになる」とモウリーニョ監督は語った。

 W杯が1年後に迫った今、モウリーニョ監督はクラブでより多くの試合に出た選手の方が、代表チームに選出される可能性が高いとしている。

「W杯に出たいのならば、クラブチームで常時プレーをすることが必要となってくる。それが選手のモチベーションにも繋がる」

 会見前に報道陣は、モウリーニョ監督がルーニー獲得に失敗したことに関しては一切答えないと、クラブ関係者から通告を受けていた。 

 イングランド代表FWのルーニーは、ユナイテッドとの契約があと2年残っているが、昨シーズンに試合出場の機会が減少したことから退団を希望し、チェルシーを移籍先に望んでいたと報じられている。現在、大方の予想ではユナイテッドの先発ストライカーはオランダ代表のファン・ペルシーが務めるとみられている。

 モウリーニョ監督は以前、ルーニーがチェルシーにとって今年の夏の移籍市場で最後のターゲットだと語っていた。また、アーセナル(Arsenal)も同選手の獲得を目論んでいるとされている。

 現在27歳のルーニーは、自身がキャリアのピークに達していることから、特にW杯が迫るこの時期にクラブでベンチを温めるつもりはないとの考えを示している。(c)AFP