【9月29日 AFP】13-14スペイン1部リーグは28日、第7節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)は0-1でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に敗れた。

 アトレティコがリーグ戦では14年ぶりにリーグ戦でレアルから勝利を挙げ、待望の本拠地デビューを飾ったギャレス・ベイル(Gareth Bale)にとっては残念な結果に終わった。

 お互いに慎重な立ち上がりを見せたマドリード・ダービーは前半11分、アトレティコがコケ(Jorge Resurreccion Merodio "Koke")のパスから守備陣の裏に抜け出し、ジエゴ・コスタ(Diego da Silva Costa)がリーグ戦7試合で8ゴール目となる得点を挙げ先制した。ベンチスタートとなったベイルは、このゴールを眺めているしかなかった。

 流れを自分たちに引き寄せるため、カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は後半からベイルを投入した。しかし、ベイルは試合に大きく影響を与える活躍はできず、アトレティコが開幕からの連勝記録を伸ばした。

 アトレティコは開幕7連勝で勝ち点を21としたが、同日行われたアルメリア(UD Almeria)戦で2-0と勝利し、同じく7連勝で首位に立つFCバルセロナ(FC Barcelona)との得失点差で2位となっている。

 レアルの主将セルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)は、今シーズン初の敗戦を喫して、自分たちは反省すべきだと語った。レアルは首位グループとの勝ち点差が5と開いている。

「物事が上手く行かないときには内省することが必要だ」

「ぼくらがここ数年発揮していた力を出せなかったから、彼らはダービーに勝利したんだ。ぼくらにはリズム、上下動が足りなかった」

(c)AFP/Kieran CANNING