【5月13日 AFP】12-13スペイン1部リーグは12日、第35節の試合が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は2-1でアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)に勝利した。

 11日の試合でレアル・マドリード(Real Madrid)が1-1でRCDエスパニョール(RCD Espanyol)と引き分けたため、試合前にリーグ優勝が確定していたバルセロナは、逆転勝利でタイトル獲得に花を添えた。バルセロナはここ5シーズンで4度目、通算22度目の国内タイトル獲得を果たしている。

 最近はらしくない戦いが続くバルセロナだが、この試合も序盤は精彩を欠き、両チーム無得点で迎えた後半6分、ジェラール・ピケ(Gerard Pique)とアレクサンドル・ソング(Alex Song)の不注意に乗じ、アトレティコはラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)が今季リーグ戦通算28ゴール目となる先制点を挙げた。

 バルセロナは3人の交代枠を使い切った後にリオネル・メッシ(Lionel Messi)が故障の影響によりピッチを去ると、最後は10人での戦いを強いられた。

 そんな中、後半27分にバルセロナはアレクシス・サンチェス(Alexis Sanchez)が至近距離から同点弾を決めると、同35分には思いもよらないガビ(Gabi)のオウンゴールによりバルセロナが逆転勝利を手にした。(c)AFP/Kieran CANNING