【2月6日 AFP】サッカードイツ代表のミロスラフ・クローゼ(Miroslav Klose)が、所属するイタリア・セリエAのラツィオ(SS Lazio)の試合で靱帯を損傷したため、3月に行われる2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)欧州予選のカザフスタン戦2試合を欠場することになった。

 ゲルト・ミュラー(Gerd Muller)氏が保持するドイツ代表の歴代最多得点記録の68得点まであと1ゴールに迫っているクローゼは、3日に行われたジェノア(Genoa CFC)戦で負傷交代しており、6日にパリ(Paris)で行われるフランスとの国際親善試合を欠場することが決まっていた。

 クローゼのけがについて、ドイツ代表のチームドクターを務めるハンス=ヴィルヘルム・ミュラー=ヴォールファート(Hans-Wilhelm Mueller-Wohlfahrt)医師は、右ひざの靱帯損傷と診断した。

 この結果、ドイツ代表として126試合に出場し67得点を挙げているクローゼは、3月22日にカザフスタンのアスタナ(Astana)で、26日にドイツのニュルンベルク(Nuremberg)で行われるカザフスタンとの2連戦を欠場することになる。

 復帰まで最大8週間かかると見られているクローゼの故障は、所属するラツィオにとっても悪いニュースとなった。リーグ戦でチーム最多の10得点を挙げているクローゼの戦線離脱に、ラツィオのクラウディオ・ロティート(Claudio Lotito)会長は「それだけは絶対に起きてほしくなかった」とコメントした。(c)AFP