【1月22日 AFP】国連開発計画(United Nations Development ProgramUNDP)は21日、25日に開催されるハイチ大地震被災者支援の親善試合に、カカ(Kaka)やジネディーヌ・ジダン(Zinedine Zidane)氏ら40人以上が出場すると発表した。

 ポルトガル1部リーグでプレーするハイチ代表のジャン・ソニー(Jean Sony)、ジョセフ・ペテルソン(Joseph Peterson)もリスボン(Lisbon)で開催されるUNDP主催の貧困撲滅チャリティーマッチに出場する。

 毎年行われる同チャリティーマッチは、地球規模の貧困撲滅活動の資金調達を目的として開催されているが、UNDPは21日の声明で今回はハイチの支援に収益金が充てられると発表している。

 UNDPは声明で「主催者と選手は、ハイチを襲った大災害を受け、今年は全収益金をハイチの救援と復興のために充てると決めた」と発表している。

 ベンフィカ(Benfica)オールスター対「ロナウド&ジダンフレンズ」で行われる同チャリティーマッチには、パベル・ネドベド(Pavel Nedved)氏、ミカエル・ラウドルップ(Michael Laudrup)氏、ファビアン・バルテス(Fabien Barthez)氏、エドガー・ダビッツ(Edgar Davids)氏、パトリック・クライフェルト(Patrick Kluivert)氏、ルイス・フィーゴ(Luis Figo)氏、パウレタ(Pauleta)氏、ゲオルゲ・ハジ(Gheorghe Hagi)氏、ヌノ・ゴメス(Nuno Gomes)氏らの出場が見込まれている。

 国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football AssociationFIFA)と欧州サッカー連盟(Union of European Football AssociationsUEFA)の後援の下で行われる同チャリティーマッチは、ピエルルイジ・コッリーナ(Pierluigi Collina)氏が主審を務める。

 なお、主催者の1人であるロナウド(Ronaldo)は、所属するコリンチャンス(Corinthians)がカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部の開幕戦を24日に控えているため欠場する。(c)AFP