【12月16日 AFP】(記事更新、写真追加)09クラブW杯(2009 FIFA Club World Cup)準決勝、浦項スティーラース(Pohang Steelers)対エストゥディアンテス(Estudiantes)。試合はレアンドロ・ベニテス(Leandro Benitez)が2得点を記録したエストゥディアンテスが2-1で勝利し、決勝に進出した。  激しい戦いの中、スティーラーズは3人の退場者を出し、試合の残り約15分間を8人で戦うこととなった。スティーラースは、後半11分にこの試合2枚目のイエローカードを受けた主将の黄載元(Hwang Jae Won、ファン・ジェウォン)が退場となると、同27分にはファン・セバスティアン・ベロン(Juan Sebastian Veron)にファウルを犯した金在成(Kim Jae Sung、キム・ジェソン)も2枚目のイエローカードで退場し、同32分にはゴールキーパー(GK)申和容(Shin Hwa Yong、シン・ファヨン)がレッドカードを提示された。  試合を裁いたロベルト・ロゼッティ(Roberto Rosetti)主審は、スティーラースに8枚のイエローカードと1枚のレッドカード、エストゥディアンテスには2枚のイエローカードを出している。  モハメド・ビン・ザイード・ スタジアム(Mohammed Bin Zayed Stadium)でエストゥディアンテスは、スティーラースを圧倒した。  前半終了間際にベニテスの得点で先制したエストゥディアンテスは、後半8分に再びベニテスが得点を記録し、リードを2点に広げた。スティーラースはデニウソン(Denilson Martins Nascimento)の得点で1点を返したが、その後GKの申和容が退場処分となり、ゴールマウスを守ることになったデニウソンは得点することを諦めなければならなかった。  エストゥディアンテスは、19日の決勝でアトランテ(Atlante FC)対FCバルセロナ(FC Barcelona)の勝者と対戦し、スティーラースは3位決定戦に回った。(c)AFP