【6月25日 AFP】(写真追加、記事更新)コンフェデレーションズカップ2009(Confederations Cup 2009)準決勝、スペイン対米国。試合は2-0で米国が勝利し、決勝戦へ進んだ。敗れたスペインの国際試合最多連勝記録の更新は15で止まった。

 米国は前半27分にジョジー・アルティドール(Jozy Altidore)のゴールで先制すると、後半29分にはクリント・デンプシー(Clint Dempsey)のゴールで追加点を奪い、同国サッカー史に残る勝利を挙げた。

 ゴールキーパーのティム・ハワード(Tim Howard)の完璧なパフォーマンスと、賞賛に値するディフェンス陣の活躍によりスペインを下した米国は、タイトル獲得のチャンスを手に入れた。米国は28日、決勝戦でブラジルか開催国の南アフリカと対戦する。

 米国はボブ・ブラッドリー(Bob Bradley)監督の息子、マイケル・ブラッドリー(Michael Bradley)が終了間際に退場処分となったため決勝戦には出場できない。

 番狂わせによりスペインは連勝記録が止まっただけではなく、ブラジルの持つ国際試合の連続無敗記録(35試合)更新もならなかった。(c)AFP/Martin Parry