【5月6日 AFP】サッカー元ブラジル代表でイタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に所属するロナウド(Ronaldo)は、リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)で女装した「売春婦」にゆすられたことを「本当に恥ずかしい」と語り、このことが生涯の汚点になるとコメントした。

 5日に放送されたブラジルのテレビ局グロボ(Globo)のインタビューでロナウドは「たくさん涙を流した。本当に恥ずかしい。私生活においてとても馬鹿なことをした。このことは永遠に私の汚点となるだろうが、これから立て直して行かなければならない。ハリケーンで家が破壊されたようなものだ。過ちを犯す可能性は皆に潜んでいるが、私は実際に過ちを犯した」と語っている。

 声を掛けた売春婦が女装趣味の男性で、しかも口止め料として3万ドル(約300万円)を要求されていたことが明らかになり、国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football AssociationFIFA)の年間最優秀選手(FIFA World Player of the Year)に3度(1996年、1997年、2002年)輝いているロナウドの生活は一変している。

 ロナウドは「女装していることに気付かなかった。私は異性愛者だ」と語り、売春婦が主張しているように薬物の使用や性的な関係はなかったとしている。また、「何もかも終わりにして家に帰ろうとした時に脅迫が始まった」と語り、3人のうち1人が「口止め料として馬鹿げた金額」を要求したことを明らかにしている。

 ロナウドは後に破局した恋人とけんか別れした後に売春婦に声をかけたとしている。(c)AFP