【12月5日 AFP】脳梗塞で倒れ療養中のイビチャ・オシム(Ivica Osim)元日本代表監督が5日、第一声を発しサッカーの試合に関して尋ねたと、日本の各紙が報じた。

 各紙は、日本サッカー協会(Japan Football Association:JFA)の田嶋幸三(Kozo Tajima)専務理事が、オシム元日本代表監督が週末に昏睡状態から回復し、セルビア語で「試合はどうなっている」と尋ねたことを報じている。(どの試合に関して話していたのかは定かではない)

 さらに、昏睡状態から回復したオシム元日本代表監督は、プリンとアイスクリームを口にし、アシマ(Asima)夫人から「(アイスクリームが)冷たくないか?」との問いに、「冷たくなければアイスではない」と答えたこと、2010年サッカーW杯(2010 World Cup)アジア地区予選の組み合わせとJリーグの最終節の結果を気にしていたと田島専務理事が明らかにしたと報じ、意識がはっきりしているときと睡眠を繰り返す状態であることも伝えている。(c)AFP