【3月4日 AFP】(記事更新)11-12イタリア・セリエAは3日、第26節が2試合行われ、ACミラン(AC Milan)は3試合の出場停止が明けたズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)がハットトリックの活躍を見せ、パレルモ(US Citta di Palermo)に4-0で大勝した。

 2006年の敗戦を最後に、パレルモはホームでのミラン戦で無敗を誇っていたが、イブラヒモビッチに前半35分間でハットトリックを許した。

 前半21分にロビーニョ(Robinho)のパスから先制点を記録したイブラヒモビッチは、続く同31分に追加点を挙げると、同35分にはペナルティーエリアの外からシュートを決め、ハットトリックを達成した。

 後半13分にミランは、ステファン・エル・シャーラウィ(Stephan El Shaarawy)のクロスをヘディングで合わせたチアゴ・シウバ(Thiago Silva)がチーム4得点目を挙げている。

■無敗を守るユベントス、首位ミランと勝ち点3差に

 一方、前節の試合でミランと引き分けたユベントス(Juventus)は、キエーボ・ベローナ(Chievo Verona)と1-1で引き分けた。

 ユベントスは前半18分にパオロ・デ・チェッリェ(Paolo De Ceglie)の得点で先制したものの、後半31分にキエーボ・ベローナのブカリー・ドラメ(Boukary Drame)に同点ゴールを奪われた。

 この結果、首位ミランは無敗を守るユベントスに勝ち点3差をつけた。ユベントスは消化試合が1試合少ないものの、得失点差でミランを下回っている。(c)AFP