【5月10日 AFP】09-10イタリア・セリエAは9日、第37節が各地で行われ、首位インテル(Inter Milan)と2位ASローマ(AS Roma)が勝利し、リーグ優勝決定は最終節に持ち越された。

 インテルはキエーボ・ベローナ(Chievo Verona)に4-3で、ASローマ(AS Roma)はフランチェスコ・トッティ(Francesco Totti)が終盤に2得点を記録してカリアリ(Cagliari Calcio)に2-1で勝利した。この結果、両チームは勝ち点差2でシーズン最終戦を迎えることとなった。

 両チームは最戦戦を敵地で行う、インテルはシエナ(AC Siena)、ローマはキエーボと対戦する。

 ローマは後半28分にアンドレア・ラッツァーリ(Andrea Lazzari)の得点でカリアリに先制されたが、同34分にトッティの得点で追いつくと、同38分にはダヴィデ・ビオンディーニ(Davide Biondini)のハンドで獲得したペナルティーキック(PK)をトッティが決めて逆転した。

 インテルは前半12分にティアゴ・モッタ(Thiago Motta)のオウンゴールで先制を許したが、同13分にアンドレア・マントバーニ(Andrea Mantovani)のオウンゴールで追いついた。

 同点としたインテルは同34分にエステバン・カンビアッソ(Esteban Cambiasso)の得点で勝ち越すと、同39分にディエゴ・ミリート(Diego Milito)、後半7分にマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)の得点で加点。その後インテルはパブロ・グラノーチェ(Pablo Mariano Granoche Louro)とセルジオ・ペリジエール(Sergio Pellissier)に得点を許したが、逃げ切った。

 アタランタ(Atalanta)は同日、ナポリ(SSC Napoli)に0-2で敗れ、リボルノ(AS Livorno Calcio)、シエナ(AC Siena)とともに10-11シーズンのセリエB(2部)降格が決まった。(c)AFP/Barnaby Chesterman