【2月22日 AFP】(写真追加、記事更新)09-10イタリア・セリエA第25節が20日と21日に各地で行われ、ASローマ(AS Roma)は1-0でカターニア(Calcio Catania)に、ACミラン(AC Milan)は2-0でバリ(AS Bari)に勝利し、首位インテル(Inter Milan)との勝ち点差を詰めた。

 ローマはインテルとの勝ち点差を5とし、ミランは16日の欧州チャンピオンズリーグ2009-10(UEFA Champions League 2009-10)決勝トーナメント1回戦第1戦でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に2-3で喫した敗戦のショックから立ち直った。

 ミルコ・ブチニッチ(Mirko Vucinic)の得点でリーグ7連勝を飾ったローマは、リーグ戦では15試合負けていない。

 この結果ローマは、ディフェンダー(DF)のワルテル・サムエル(Walter Samuel)とイバン・コルドバ(Ivan Ramiro Cordoba)が退場処分を受け、前半38分までに9人となった20日のサンプドリア(Sampdoria)戦を含め3試合連続引き分けに終わったインテルとの勝ち点差をここ3試合で6縮めた。

 開幕10試合の成績は3勝5敗2分けだったローマだが、以降は最大45中39の勝ち点を獲得している。

 前半終了2分前にロナウジーニョ(Ronaldinho)の浮き球からマルコ・ボリエッロ(Marco Borriello)がボレーシュートを決めて先制したミランは、後半24分にはロナウジーニョのシュートのこぼれ球からアレシャンドレ・パト(Alexandre Pato)が得点を記録した。

 インテルとの勝ち点差は7だが、ミランは24日にフィオレンティーナ(Fiorentina)戦を控えており、ロナウジーニョは敵地オールド・トラフォード(Old Trafford)で行われるマンチェスター・ユナイテッドとの第2戦ではなく、フィオレンティーナ戦に集中しなければならないと強調している。(c)AFP/Barnaby Chesterman