【12月31日 AFP】(1月1日写真追加)イタリア・セリエAのACミラン(AC Milan)に期限付き移籍したイングランド代表のミッドフィルダー(MF)デビッド・ベッカム(David Beckham)が30日、記者会見でミラン復帰の喜びを語った。

 ロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)で米メジャーリーグサッカー(Major League SoccerMLS)のシーズンを終え、2年連続でミランに期限付きしたベッカムは、「ここにいられてうれしい。戻ってくることができ素晴らしい気分だ。ミランで過ごした6か月の経験はとても特別なものだった。キャリアの中でも最高の6か月間に数えられる。ミランにいることができなくて寂しかった」と話した。

 また、ベッカムは古巣マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との欧州チャンピオンズリーグ2009-10決勝トーナメント1回戦についても言及している。

 ベッカムは、3月10日に予定されている第2戦でマンチェスター・ユナイテッドの本拠地オールド・トラフォード(Old Trafford)に帰還することについて、「選手としては7年間マンチェスターに戻っていない。信じられないよ。感傷的な夜になるだろう」と語っている。

 ベッカムは、ミランの対戦相手がプロデビューを飾った古巣と知って「涙が出そうになった」と話したが、「これは仕事だ。われわれは試合に勝ちたい」とし、ピッチに立てば感情をコントロールするとした。(c)AFP