【3月23日 AFP】サッカー、07-08イタリア・セリエA・第30節、インテル(Inter Milan)vsユベントス(Juventus)。試合はユベントスが2-1でインテルを降し、優勝争いの可能性を広げた。

 第29節終了時点で3位につけるユベントスは、素晴らしいパフォーマンスを発揮してインテルを破り、同日に行われた試合でエンポリ(Empoli)を2-1で降した2位のASローマ(AS Roma)と、首位インテルとの勝ち点差は4にまで縮まった。

 試合はスコアレスで迎えた後半4分に、ユベントスのマウロ・カモラネージ(Mauro Camoranesi)が、オフサイドポジションとも見てとれる位置から先制点を決めると、同18分にはダビド・トレゼゲ(David Trezeguet)が追加点を挙げ、アウェーのユベントスが絶対的なリードを奪う。

 その後インテルは同38分にマニシェ(Maniche)のゴールで1点差に詰め寄ると、同ロスタイムにもポストに当たるシュートを放つも追撃及ばず敗れた。

 ユベントス主将のアレッサンドロ・デル・ピエロ(Alessandro Del Piero)は「我々には考えている時間はない。すべての試合に全力を尽くすしかない。過去をくよくよと振り返ることはできない。やるべきことは全力を注ぐことだけ」と話した。(c)AFP/Barnaby Chesterman