【3月12日 AFP】(一部訂正)サッカーイタリア・セリエAのインテル(Inter Milan)を指揮するロベルト・マンチーニ監督(Roberto Mancini)が、現地11日に行われたリバプール(Liverpool FC)とのサッカー欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)決勝トーナメント1回戦の第2戦の試合後に、2007-2008年シーズン限りで辞任する意向を表明した。

 同2月20日に行われたアウェーでの第1戦を2-0で落とし、迎えたホームでの第2戦でもインテルは1-0で敗戦を喫した。インテルは2試合で共に退場者を出している。

 試合を終え、「契約期間があと4年間残っていることは分かっているが、私がインテルを率いるのは残り2か月半だ。選手たちにはもう話しているし、公にするのは正しいことだと思う。私が下したこの決断は今夜の敗戦とは関係ない」と語ったマンチーニ監督は、04-05シーズンからインテルを指揮し、ユベントス(Juventus)とACミラン(AC Milan)の八百長疑惑による勝ち点剥奪により05-06シーズンにリーグ優勝を果たし、続く06-07シーズンにもリーグ優勝を果たした。

 セリエA第27節を終えインテルは2位につけるASローマ(AS Roma)に勝ち点6差を付けて首位を快走し、またイタリア杯2007-08(Italian Cup 2007-08)では準決勝進出を果たしている。(c)AFP