【2月24日 AFP】12-13ドイツ・ブンデスリーガ1部は23日、第23節の試合が各地で行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は6-1でヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)に大勝した。

 主力選手の多くを休養のため先発から外したバイエルンだったが、10人となったブレーメンに本拠地で圧勝し、2位との勝ち点差を暫定で18に広げた。

 バイエルンは19日に行われた欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)決勝トーナメント1回戦第1戦、3-1で快勝したアーセナル(Arsenal)戦から先発を6人入れ替えながら、ユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督の選手・監督を通じたブンデスリーガ通算1000試合目を大勝で祝った。

 27日のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)とのドイツカップ2012-13(German Cup 2012-13)準決勝に備えて主力を休ませたバイエルンは、2012年10月のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)戦での黒星以降では、20戦無敗となっている。

 バイエルンは、前線ではマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)に代わってマリオ・ゴメス(Mario Gomez)を、中盤ではトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)とトニ・クロース(Toni Kroos)に代わってアリエン・ロッベン(Arjen Robben)とシェルダン・シャキリ(Xherdan Shaqiri)を起用した。

 バイエルンはロッベンが先制点を挙げると、フランク・リベリ(Frank Ribery)とハビ・マルティネス(Javi Martinez)が得点、ゴメスの2得点、ブレーメンのテオドル・ゲブレ・セラシエ(Theodor Gebre Selassie)のオウンゴールで大量6点を奪った。

 ブレーメンはセンターバックのゼバスティアン・プレドゥル(Sebastian Proedl)が前半終了間際にゴメスを倒して一発退場となり、その後10人での戦いを強いられた。

 4点を奪われて迎えた後半13分、イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)から期限付き移籍中のケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)が1点を返したブレーメンだったが、守備陣がその後さらに2点を献上した。

 バイエルンを追う2位のドルトムントはボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)と、3位のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は最下位グロイター・フュルト(SpVgg Greuther Fuerth)とそれぞれ24日に試合を行うが、バイエルンとの大差を縮めるためには勝利が絶対条件となる。(c)AFP/Ryland James