【12月14日 AFP】(記事更新、写真追加)09-10ドイツ・ブンデスリーガ1部第16節が11日から13日にかけて各地で行われ、ルーカス・バリオス(Lucas Barrios)の2得点を挙げる活躍を見せたボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)が、08-09シーズン王者のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)を3-1で下した。

 ドルトムントは試合開始10分でバリオスが2得点を記録し、前半36分にはパトリック・オウォモイェラ(Patrick Owomoyela)が追加点を奪うなど、8日の欧州チャンピオンズリーグ2009-10(UEFA Champions League 2009-10)でマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に敗れ、決勝トーナメント進出を逃したボルフスブルクを圧倒した。

 グラフィテ(Grafite)の1得点に終わったボルフスブルクは、昨シーズンのホームでの試合は無敗だったものの、今シーズンはすでに4敗を喫しており、順位も首位のバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に勝ち点9差の9位に沈んでいる。

 一方、マルクス・バベル(Markus Babbel)監督を解任し、クリスティアン・グロス(Christian Gross)氏が新監督に就任したVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)は、ゴールキーパー(GK)イェンス・レーマン(Jens Lehmann)が退場処分になるなど、マインツ05(Mainz 05)と1-1で引き分け、新監督のリーグ戦初陣を勝利で飾ることはできなかった。

 12日に行われた試合では、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)とシャルケ04(Schalke04)がともにアウェーで勝利を収め、優勝争いに加わっている。

 優勝候補の一角であるヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)と対戦したシャルケは、ケヴィン・クラニー(Kevin Kuranyi)とヤン・モラヴェク(Jan Moravek)の得点で2-0で勝利し、レバークーゼンと勝ち点1差の2位に浮上している。

 8日のチャンピオンズリーグでユベントス(Juventus)を4-1で下し、決勝トーナメント進出を果たしたバイエルンは、VfLボーフム(VfL Bochum)に5-1で勝利した。一時は首位と勝ち点8差の8位まで低迷していたバイエルンだが、調子が上向いた現在は首位と勝ち点2差の3位につけている。(c)AFP