【8月17日 AFP】(記事更新、写真追加)サッカードイツ・ブンデスリーガ1部の第2節が15日と16日に各地で行われ、シャルケ04(Schalke04)はVfLボーフム(VfL Bochum)に3-0で快勝し、08-09シーズン王者のVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)とともに開幕2連勝を飾った。

 クリストフ・モリッツ(Christoph Moritz)、ハイコ・ヴェステルマン(Heiko Westermann)が得点し前半を2-0で折り返したシャルケ04は、後半に入るとジェファーソン・ファルファン(Jefferson Farfan)が追加点を挙げ、勝ち点6でVfLボルフスブルクと並びリーグ首位に立った。

 ボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)は、ルール・ブラウヴェルス(Roel Brouwers)とカリム・マトムール(Karim Matmour)の得点でヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)を2-1で下し、シーズン初勝利を挙げると同時にリーグ4位に浮上している。

 15日に行われた試合では、VfLボルフスブルクが新加入のオバフェミ・マルティンス(Obafemi Martins)の移籍後初得点などでケルン(1. FC Cologne)を3-1で下し、開幕2連勝を飾った。

 ボルフスブルクはファブリス・エレ(Fabrice Ehret)に得点を奪われて先制を許したが、後半28分にエディン・ジェコ(Edin Dzeko)の得点で同点に追いつくと、その1分後にはピエール・ウォメ(Pierre Wome)のオウンゴールで逆転し、同42分には途中出場マルティンスの得点で加点し、開幕戦のVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)戦に続き、勝ち点3を獲得した。

 前週の開幕戦で1899ホッフェンハイム(1899 Hoffenheim)と引き分けたバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は、ヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)と1-1で引き分け、シーズン初勝利を挙げることができなかった。

 バイエルンを指揮するルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督のリーグ戦初勝利は、次節以降に持ち越された。

 バイエルンは、前半39分にメスト・エジル(Mesut Ozil)の得点で先制されたが、後半27分にVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)から獲得したマリオ・ゴメス(Mario Gomez)が移籍後初得点を記録し、同点に追いつき引き分けに持ち込んだ。

 バイエルンに所属するフランス代表のフランク・リベリ(Franck Ribery)が同試合、後半途中から出場し、シーズン初出場を果たした。

 ホームでボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と対戦したハンブルガーSV(Hamburger SV)は、ギー・デメル(Guy Demel)、ゼ・ロベルト(Ze Roberto)、パオロ・ゲレーロ(Paolo Guerrero)、マルクス・ベルグ(Marcus Berg)の得点で4-1と快勝した。

 開幕戦で08-09シーズン王者のVfLボルフスブルクに敗れたVfBシュツットガルトは、パベル・ポグレブニャク(Pavel Pogrebnyak)のリーグ初得点などで4点を奪い、SCフライブルク(SC Freiburg)を4-2で下した。

 バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)は1899ホッフェンハイムに1-0で勝利し、ハノーバー96(Hanover 96)とマインツ05(FSV Mainz 05)は1-1の引き分けに終わった。(c)AFP/Ryland James