【8月10日 AFP】(記事更新)サッカーフランスリーグ1の第1節が8日と9日に各地で行われ、08-09シーズンの王者ボルドー(FC Girondins de Bordeaux)が、マルアン・シャマフ(Marouane Chamakh)とヨアン・グルクフ(Yoann Gourcuff)の活躍でランス(RC Lens)を4-1で下し、リーグ連覇へ向けて好発進した。

 前半13分にベンデウ(Wendel Geraldo Mauricio da Silva)の得点で先制するも、同40分にランスのイサム・ジェマー(Issam Jemaa)に同点ゴールを許したボルドーは、後半8分にグルクフが得点し再びリードを奪うと、同ロスタイムにはシャマフとグルクフが立て続けに追加点を挙げ、昨シーズンから続く連勝をリーグ新記録となる12に伸ばした。

 8日に行なわれた試合では、優勝の期待がかかるオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)が2-0でグルノーブル(Grenoble Foot 38)に快勝した。

 マルセイユがアウェーで勝利を収めた一方で、オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain)は、それぞれ開幕戦を引き分けた。

 17年間リーグ優勝から遠ざかっているマルセイユは、前半2分にママドゥ・ニアン(Mamadou Niang)の得点で先制点を奪うと、後半35分にはベノワ・シェイル(Benoit Cheyrou)の得点で加点し、09-10シーズンからチームを指揮するディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督の初陣を勝利で飾った。

 08-09シーズンを3位で終え、リーグ8連覇を逃したオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)は、格下ル・マン(Le Mans Union Club 72)に2度もリードを奪われたが、試合終了間際にFCポルト(FC Porto)から獲得したリサンドロ・ロペス(Lisandro Lopez)がフリーキック(FK)から得点を挙げて2-2の引き分けに持ち込んだ。

 パリ・サンジェルマンは、モンペリエ(Montpellier HSC)と1-1で引き分けた。

 前半27分にモンペリエのシリル・ジュネシャン(Cyril Jeunechamp)が退場となり、数的に有利となったパリ・サンジェルマンは、後半26分にルドヴィク・ジュリ(Ludovic Giuly)の得点で先制したが、終了間際にエミル・スパヒッチ(Emir Spahic)に得点を許し、勝ち点3を逃した。(c)AFP