【11月22日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2012-13(UEFA Champions League 2012-13)は21日、グループリーグ第5節の試合が各地で行われ、グループBのシャルケ04(Schalke04)は1-0でオリンピアコス(Olympiacos)を下し、決勝トーナメント進出を決めた。

 アーセナル(Arsenal)が同日行われた試合でモンペリエ(Montpellier HSC)を2-0で破ったため、グループ首位の座が危うくなったシャルケは、後半32分に左サイドバックのクリスチャン・フクス(Christian Fuchs)が強烈な一撃を決め、その座を守った。

 シャルケは2-2の引き分けに終わったグループリーグ第4節のアーセナル戦で、日本代表DFの内田篤人(Atsuto Uchida)とマルコ・ヘーガー(Marco Hoeger)が負傷したため、主将のベネディクト・ヘベデス(Benedikt Hoewedes)を右サイドバックに、キリアコス・パパドプロス(Kyriakos Papadopoulos)をジョエル・マティプ(Joel Matip)と組むセンターバックに置いた。

 シャルケは17本の枠内シュートを含む計27本のシュートを放ってオリンピアコスを圧倒し、ふさわしい勝利を手にした。一方のオリンピアコスはシュート6本にとどまり、GKのロイ・キャロル(Roy Carroll)にとってはせわしない試合となった。

 この勝利で決勝トーナメント進出を決めたシャルケだが、首位突破を確実なものとするためには12月4日の第6節、敵地でのモンペリエ戦に勝利する必要がある。ドイツ勢はシャルケに加えバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)の全3チームが16強入りを決めている。(c)AFP/Ryland James