【3月17日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2010-11(UEFA Champions League 2010-11)決勝トーナメント1回戦、レアル・マドリード(Real Madrid)対オリンピック・リヨン(Olympique Lyon)第2戦。試合は、レアル・マドリードが3-0で勝利して2試合合計スコアを4-1とし、03-04シーズン以来の準々決勝進出を決めた。

 決勝トーナメント1回戦で6シーズン連続の敗戦を喫していたレアル・マドリードだったが、ジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督がそのジンクスに終わりをもたらした。

 レアル・マドリードは、前半37分にマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)のチャンピオンズリーグ初ゴールで先制点を挙げると、後半21分には元リヨンのカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が今大会6ゴール目となるゴールで追加点を決め、同31分にはアンヘル・ファビアン・ディ・マリア(Angel Fabian Di Maria)3点目を加えて、リヨンに09-10シーズンのリベンジを果たすと共に、01-02シーズン以来の優勝への望みを繋いだ。

 前シーズンにインテル(Inter Milan)を指揮してチャンピオンズリーグを制覇しているモウリーニョ監督は、レアル・マドリードを通算10度目の欧州制覇に導き、3つの異なるクラブで優勝を手にして、歴史を塗り替えようとしている。モウリーニョ監督は「悪い流れはいつか終わるものであって、それが今夜だった。 (準々決勝では)以前指揮したチェルシー(Chelsea)やインテルとは戦いたくはない、ただ、そうぜざるを得なくなれば準備をするまでだ」と語っている。(c)AFP/Phil Seery