欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦の組み合わせ決まる
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【12月18日 AFP】(19日写真追加、記事更新)サッカー欧州チャンピオンズリーグ2009-10(UEFA Champions League 2009-10)決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会が18日、スイスの二ヨン(Nyon)で開催された。
1月にデビッド・ベッカム(David Beckham)が加入するACミラン(AC Milan)はマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United、以下ユナイテッド)との対戦が決まり、ベッカムがオールド・トラフォード(Old Trafford、ユナイテッドの本拠地)に帰還することになった。
ユナイテッドで1999年にチャンピオンズリーグで優勝しているベッカムは、2003年にレアル・マドリード(Real Madrid)に移籍しており、1月に米メジャーリーグサッカー(Major League Soccer、MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)から2シーズン連続でミランに期限付き移籍することが決まっている。
ベッカムはこれまでキャリアをスタートしたユナイテッドと対戦したことはなく、3月10日の第2戦でオールド・トラフォードのピッチに立つものと見られている。
ユナイテッドのアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督は、クラブの公式サイトで「われわれはACミランと準々決勝や準決勝で何度も対戦しており、偉大な両クラブにとってファンタスティックな対戦になるだろう。とても楽しみにしている」とコメントしている。
ユナイテッドのフィル・タウンセンド(Phil Townsend)広報担当は、ベッカムについて「マンチェスター・ユナイテッドに戻ってくる選手がいつもそうされるように、ファンタスティックな歓迎を受けるだろう。彼はクラブにとって偉大な功労者であり、皆彼がプレーすることを望んでいる」とスカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し語っている。
1999年のチャンピオンズリーグ決勝のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦で同点ゴールを決めた元ユナイテッドのテディ・シェリンガム(Teddy Sheringham)は、「彼(ベッカム)がトッププレーヤーでクラブを象徴する選手だったことに疑いようはなく、サポーターは彼の帰りを待ち望んでいる」と話し、ベッカムが英雄のような歓迎を受けるだろうとコメントした。
2005年と2006年にリーグ優勝に導き、2007-08シーズン途中に退団したチェルシー(Chelsea)と対戦するインテル(Inter Milan)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、3月16日の第2戦でスタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge、チェルシーの本拠地)に戻ってくる。
これに対しチェルシーのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は「マインドゲームをするつもりはない。わたしは1度もそういう準備をしたことがない。彼にとっては感傷的な試合になると思う。彼はここチェルシーで素晴らしい仕事をしたので、チェルシーとの対戦は彼にとっては簡単ではないだろう。彼は勝つためにベストを尽くすはずだ」とコメントし、モウリーニョ監督との「舌戦」を回避する意向を示した。
さらにアンチェロッティ監督は「現時点でインテルはイタリアで最も強いチームなので、難しい試合になる。彼らはリーグ戦で首位に立っている。だが、彼らにとってもチェルシーとの対戦は難しいだろう」と付け加えている。
アーセナル(Arsenal)はFCポルト(FC Porto)との対戦が決まり、グループ首位通過を果たしたイングランド勢の3チームは、初戦をアウェーで迎えることになる。
アーセナルのデビッド・マイルズ(David Miles)氏は、対戦相手がポルトに決まったことにアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は満足しているだろうとコメントしている。
マイルズ氏は「彼は満足していると思う。われわれは過去4シーズンで3度ポルトと対戦しており、よく知っているチームだ」と語っている。
スペイン勢は抽選に恵まれ、王者FCバルセロナ(FC Barcelona)はVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)と、レアル・マドリード(Real Madrid)はオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)と対戦する。
レアル・マドリードは今大会最多の15得点を記録しており、うち6得点をクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が挙げている。
リヨンの元監督でシニアアドバイザーを務めるベルナール・ラコンブ(Bernard Lacombe)氏は「(グループリーグの)オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)戦を見たが、彼らは恐ろしいチームだ」とコメントしている。
また、バイエルンはフィオレンティーナ(Fiorentina)と、CSKAモスクワ(CSKA Moscow)はセビージャFC(Sevilla FC)と、ボルドー(FC Girondins de Bordeaux)はオリンピアコス(Olympiacos)との対戦が決まった。
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)会長は「(フィオレンティーナは)対処可能なチームだが、どんな場合でも相手を過小評価してはいけない」と語っている。
決勝トーナメント1回戦第1戦は2月16、17日および23、24日、第2戦は3月9、10日および16、17日に開催される予定となっている。
組み合わせは以下の通り
チェルシー対インテル
レアル・マドリード対オリンピック・リヨン
マンチェスター・ユナイテッド対ACミラン
ボルドー対オリンピアコス
アーセナル対FCポルト
セビージャFC対CSKAモスクワ
FCバルセロナ対VfBシュツットガルト
フィオレンティーナ対バイエルン・ミュンヘン
(c)AFP/Peter Capella
1月にデビッド・ベッカム(David Beckham)が加入するACミラン(AC Milan)はマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United、以下ユナイテッド)との対戦が決まり、ベッカムがオールド・トラフォード(Old Trafford、ユナイテッドの本拠地)に帰還することになった。
ユナイテッドで1999年にチャンピオンズリーグで優勝しているベッカムは、2003年にレアル・マドリード(Real Madrid)に移籍しており、1月に米メジャーリーグサッカー(Major League Soccer、MLS)のロサンゼルス・ギャラクシー(Los Angeles Galaxy)から2シーズン連続でミランに期限付き移籍することが決まっている。
ベッカムはこれまでキャリアをスタートしたユナイテッドと対戦したことはなく、3月10日の第2戦でオールド・トラフォードのピッチに立つものと見られている。
ユナイテッドのアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)監督は、クラブの公式サイトで「われわれはACミランと準々決勝や準決勝で何度も対戦しており、偉大な両クラブにとってファンタスティックな対戦になるだろう。とても楽しみにしている」とコメントしている。
ユナイテッドのフィル・タウンセンド(Phil Townsend)広報担当は、ベッカムについて「マンチェスター・ユナイテッドに戻ってくる選手がいつもそうされるように、ファンタスティックな歓迎を受けるだろう。彼はクラブにとって偉大な功労者であり、皆彼がプレーすることを望んでいる」とスカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し語っている。
1999年のチャンピオンズリーグ決勝のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)戦で同点ゴールを決めた元ユナイテッドのテディ・シェリンガム(Teddy Sheringham)は、「彼(ベッカム)がトッププレーヤーでクラブを象徴する選手だったことに疑いようはなく、サポーターは彼の帰りを待ち望んでいる」と話し、ベッカムが英雄のような歓迎を受けるだろうとコメントした。
2005年と2006年にリーグ優勝に導き、2007-08シーズン途中に退団したチェルシー(Chelsea)と対戦するインテル(Inter Milan)のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、3月16日の第2戦でスタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge、チェルシーの本拠地)に戻ってくる。
これに対しチェルシーのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は「マインドゲームをするつもりはない。わたしは1度もそういう準備をしたことがない。彼にとっては感傷的な試合になると思う。彼はここチェルシーで素晴らしい仕事をしたので、チェルシーとの対戦は彼にとっては簡単ではないだろう。彼は勝つためにベストを尽くすはずだ」とコメントし、モウリーニョ監督との「舌戦」を回避する意向を示した。
さらにアンチェロッティ監督は「現時点でインテルはイタリアで最も強いチームなので、難しい試合になる。彼らはリーグ戦で首位に立っている。だが、彼らにとってもチェルシーとの対戦は難しいだろう」と付け加えている。
アーセナル(Arsenal)はFCポルト(FC Porto)との対戦が決まり、グループ首位通過を果たしたイングランド勢の3チームは、初戦をアウェーで迎えることになる。
アーセナルのデビッド・マイルズ(David Miles)氏は、対戦相手がポルトに決まったことにアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は満足しているだろうとコメントしている。
マイルズ氏は「彼は満足していると思う。われわれは過去4シーズンで3度ポルトと対戦しており、よく知っているチームだ」と語っている。
スペイン勢は抽選に恵まれ、王者FCバルセロナ(FC Barcelona)はVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)と、レアル・マドリード(Real Madrid)はオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)と対戦する。
レアル・マドリードは今大会最多の15得点を記録しており、うち6得点をクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が挙げている。
リヨンの元監督でシニアアドバイザーを務めるベルナール・ラコンブ(Bernard Lacombe)氏は「(グループリーグの)オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)戦を見たが、彼らは恐ろしいチームだ」とコメントしている。
また、バイエルンはフィオレンティーナ(Fiorentina)と、CSKAモスクワ(CSKA Moscow)はセビージャFC(Sevilla FC)と、ボルドー(FC Girondins de Bordeaux)はオリンピアコス(Olympiacos)との対戦が決まった。
バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲ(Karl-Heinz Rummenigge)会長は「(フィオレンティーナは)対処可能なチームだが、どんな場合でも相手を過小評価してはいけない」と語っている。
決勝トーナメント1回戦第1戦は2月16、17日および23、24日、第2戦は3月9、10日および16、17日に開催される予定となっている。
組み合わせは以下の通り
チェルシー対インテル
レアル・マドリード対オリンピック・リヨン
マンチェスター・ユナイテッド対ACミラン
ボルドー対オリンピアコス
アーセナル対FCポルト
セビージャFC対CSKAモスクワ
FCバルセロナ対VfBシュツットガルト
フィオレンティーナ対バイエルン・ミュンヘン
(c)AFP/Peter Capella