【9月4日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ2007-08(UEFA Champions League 2007-08)・予備選3回戦、AEKアテネ(AEK Athens)vsセビージャ(Sevilla)第2戦。試合はセビージャが1-4でAEKアテネを降し2戦合計6-1でグループステージへの進出を決めた。

 8月25日に行われた07-08スペイン・リーガエスパニョーラ1部・第1節のヘタフェ(Getafe)戦で試合中に心臓発作で倒れ28日にセビージャのアントニオ・プエルタ(Antonio Puerta)が死去しため開催が延期された試合でセビージャはAEKアテネを圧勝した。

 UEFA杯(UEFA Cup)で2連覇を成し遂げたセビージャは、試合を支配し前半にルイス・ファビアーノ(Luis Fabiano)の2得点(前半31分、同45分)とセイドゥ・ケイタ(Seydou Keita)のゴールで3点のリードを奪い楽勝ムードが漂うなかでも、後半では再びチームとしてのまとまりをみせていた。セビージャは後半8分にアレクサンドゥル・ケルジャコフ(Alexander Kerzhakov)のゴールで4-0とさらにリードを広げた。一方のAEKアテネは後半37分にリバウド(Rivaldo)がゴールを決めて1点を返すも反撃が遅すぎた。
 
 勝利を収めたセビージャは、欧州チャンピオンズリーグのグループステージでグループHに入りアーセナル(Arsenal)をはじめスラビア・プラハ(Slavia Prague)やステアウア・ブカレスト(Steaua Bucharest)と対戦することが決まり。敗れたAEKアテネはUEFA杯に回ることになった。(c)AFP