【1月26日 AFP】2010年シーズンにメルセデスGP(Mercedes GP)からフォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に復帰するミハエル・シューマッハ(Michael Schumacher)が25日、現役復帰に対するファンの関心の大きさに興奮していることを明かした。

 2006年に引退したシューマッハは、3年間の沈黙を破り、自身すべての年間総合王者タイトルをともに獲得してきたロス・ブラウン(Ross Brawn)氏が率いるメルセデスGPと3年契約を交わした。

 シュツットガルト(Stuttgart)で行われたチーム体制発表会でシューマッハは、ファンも待ちわびている復帰戦のバーレーンGP(Bahrain Grand Prix 2010、決勝3月14日)を心待ちにしていることを明かした。

 シルバーアロー(Silver Arrow、メルセデスの愛称)のF1マシンの前で、シューマッハは「寄せられた関心にびっくりした。そんな反応を見て、驚いたとともに興奮を覚えた。シルバーアローのチームメンバーとして現役復帰することはとてもワクワクするし、特別な気分だ。ファンにはお礼を言いたい。彼らが復帰の大きな後押しになった。体調も良く、2月の新マシンでのテストは楽しみだ」と話している。

 また、シューマッハは、メルセデスGPで自身8度目の総合優勝を飾ることを望んでいることも明かしている。

 シューマッハは「ロスの経験とメルセデスの持つ全てのノウハウ、われわれは成功するための全てを持っている。申し訳ないけど、目標はただひとつだけしかない」と話している。(c)AFP/Jerome Rasetti