【4月29日 AFP】イタリアメディアが28日、北京五輪自転車競技・男子個人ロードレースで銀メダルを獲得したダヴィデ・レベッリン(Davide Rebellin、イタリア)の同大会で採取された血液から、持続性エリスロポエチン受容体活性化剤(Continuous Erythropoiesis Receptor ActivatorCERA)と呼ばれるエリスロポエチン(ErythropoietinEPO)の陽性反応が検出されたと報じた。

 22日に開催された第73回フレッシュ・ワロンヌ(73rd La Fleche Wallonne)で優勝し、同大会最多優勝回数の3回に並んだレベッリンは、クラシックレースで数々の優勝を果たしており、2004年にはリエージュ~バストーニュ~リエージュ( Liege-Bastogne-Liege)、フレッシュ・ワロンヌ、アムステル・ゴールド・レース(Amstel Gold Race)で優勝している。

 国際五輪委員会(International Olympic CommitteeIOC)の通知を受け、イタリア五輪委員会(Comitato Olimpico Nazionale ItalianoCONI)は28日に声明を発表し、競技名を明らかにせずあるイタリア人スポーツ選手が薬物検査で不合格になったことを明らかにしていた。(c)AFP