【9月28日 AFP】第90回ジロ・デ・イタリア(2007 Giro d’Italia)で総合優勝を飾ったイタリアのダニーロ・ディルーカ(Danilo Di Luca)が記者会見を開き、2007UCIロード世界選手権(2007 UCI Road World Championships)の出場を取り止めたと現地時間27日に発表した。

 30日に行われるエリート男子のロードレースに参加する予定だったディルーカは、イタリア五輪委員会(Italian Olympic Committee:CONI)から薬物スキャンダルに関連によって4ヶ月の出場停止を言い渡され、出場取り止めを余儀なくされた。

 会見でディルーカは、「恥ずべきことだ。周旋人が色々したが、私は選手権に出場しない」と語った。

 ディルーカの出場取り止め発表前には同じくイタリアのパオロ・ベッティーニ(Paolo Bettini)が世界選手権開催地のシュツットガルト警察から事情聴取を受けたと報道されている。

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