【6月3日 AFP】米大リーグ(MLB)で歴代5位の通算本塁打630本を放ったシアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)のケン・グリフィー(Ken Griffey Jnr)外野手(40)が2日、現役引退を表明した。今季は打率1割8分4厘と振るわなかった。

「まだ貢献できると感じるし、球団から引退を進められたこともないが、2009年にマリナーズに復帰する際、決してチームの荷物にはならないと伝えてあった」

 グリフィー外野手は1989年、19歳でマリナーズで大リーグデビュー。11年間プレーした後、シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)に移籍し、8年半プレーした。08年にシカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)に移籍後、09年にマリナーズに復帰した。

 現役生活22年間で1836打点を挙げ、通算打率は2割8分4厘。MLBオールスター(All-Star )ゲームの出場選手にも何度も選出された。(c)AFP