【8月9日 AFP】米メジャーリーグ(MLB)ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)のデビッド・オーティス(David Ortiz)が8日、自身の薬物疑惑について、これまで購入したことも使用したこともないと否定した。

 2003年の薬物検査で陽性反応が検出されたことに関してオーティスは、栄養補助食品等を購入する際に不注意な時期があったからだとした。

 ニューヨークタイムズ(New York Times)紙が7月30日、匿名を条件に実施された2003年の薬物検査で陽性反応が検出され104人の選手の中にデビッド・オーティスと元チームメイトのマニー・ラミレス(Manny Ramirez)の名前があると報じていた。

 ニューヨーク(New York)のヤンキースタジアム(Yankee Stadium)で会見したオーティスは、「多くの栄養補助食品やビタミン剤を使用していた。6年前、俺には栄養補助食品等を送ってくれる会社があったが、ステロイドを買ったり摂取したことは一度もなかった。当時、店頭で栄養補助食品やビタミン剤を購入する時は、確かに少し不注意だった。それらを買うことで、みんなの心を傷つけるとは思ってもいなかった。そのようなことが起きたことに関しては申し訳なく思う」と語っている。(c)AFP