【3月19日 AFP】米大リーグ(MLB)ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)に所属する松井秀喜(Hideki Matsui)の契約最終年は、左ひざの故障が完治するまで指名打者で起用される見通しとなった。

 ヤンキースで7年目を迎える松井は、2009シーズンはひざの手術からの復帰が期待されているが、ジョー・ジラルディ(Joe Girardi)監督は、健康面の問題が尾を引かないという確証を得るまで、松井を指名打者で起用することを予定している。

 通訳を介して松井は「ひざに大きな問題がない限り大丈夫。心配するようなことではない」と語っている。

 ジョニー・デーモン(Johnny Damon)とホルヘ・ポサダ(Jorge Posada)も指名打者での起用が見込まれているが、ジラルディ監督は松井の場合は時間を要することを理解している。

 ジラルディ監督は「年間を通して注視しなければならない。我々は彼に注意を払わなければならず、頻繁にチェックするつもりだ。我々は彼を必要としているし、彼はラインナップで極めて重要だ」としている。

 ヤンキースのワールドシリーズ制覇の重要な戦力となる松井は「現時点で唯一の目標は優勝すること」と語っている。(c)AFP