【6月20日 AFP】内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」の創設者、ジュリアン・アサンジ(Julian Assange)氏は19日、米政府による市民監視プログラムの存在を暴露したエドワード・スノーデン(Edward Snowden)氏(29)の代理人らと、スノーデン氏のアイスランド亡命の可能性を話し合ったことを明らかにした。

 アサンジ氏は、性犯罪容疑によるスウェーデンへの移送を避けるために滞在中の在英エクアドル大使館から報道陣との電話会議形式の取材に応じ、スノーデン氏のアイスランド亡命の仲介過程で同氏の弁護団と接触したと語った。

 米国家安全保障局(National Security AgencyNSA)が市民監視を行っていた事実を内部告発したスノーデン氏は前月20日から香港に潜伏している。

 一方、アイスランド政府は19日、アサンジ氏の発表に先立ち、スノーデン氏の代理人と非公式ながら同氏の政治亡命の可能性について協議したと認めた。(c)AFP