【4月8日 AFP】韓国大統領府の金章洙(キム・チャンス、Kim Jang-Soo)国家安保室長は7日、北朝鮮が10日前後にミサイル発射試験などの挑発的行為を行う可能性があると語った。

 北朝鮮は移動式発射台に載せた中距離弾道ミサイル2基を日本海側の地下施設に移動させたと伝えられている。金室長は「今のところ全面戦争になるような兆候は見られないが、局地戦が勃発した場合、北朝鮮は報復を覚悟しておかないといけない」と警告した。

 これに先立ち、北朝鮮政府は平壌(Pyongyang)駐在の外交官らに対し、戦闘が起きた際は10日以降の身の安全は保証できないと通告し、退去を勧告している。(c)AFP/Jung Ha-Won