【1月13日 AFP】ミャンマー政府は13日、テイン・セイン(Thein Sein)大統領の恩赦に基づき、服役中の反体制派やジャーナリストら約650人の釈放を開始した。

 釈放される受刑者の中には、軍の鎮圧で多数の死者や逮捕者を出した1988年の民主化要求運動を主導した「88年学生世代」の指導者、ミン・コー・ナイン(Min Ko Naing)氏や、シャン民族民主連盟(SNLD)のクン・トゥン・ウー(Khun Htun Oo)党首らが含まれているという。

 また、2004年に解任され自宅軟禁下に置かれていたキン・ニュン(Khin Nyunt)元首相も釈放の対象。キン・ニュン氏は13日、ヤンゴン(Yangon)の自宅前で報道陣の前に姿を見せた。(c)AFP/Hla Hla Htay