【12月14日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は12日、イラクのヌーリ・マリキ(Nuri al-Maliki)首相と会談した。大統領は会談後の共同記者会見で、「独立した」主権国家であるイラクとの「揺るぎない」協力関係を維持すると明言し、戦争終結の公約が果たされることを強調した。

 オバマ大統領は、(開戦から)約9年が経過し、イラク駐留米軍は今月中に完全撤退すると述べ、今後は軍事や安全保障、経済面で「対等なパートナーシップ」のもと、両国の新たな歴史を作る時だと語った。

 大統領は、安全保障や通商貿易でイラクとパートナーを組み、芽生えたばかりの民主政治制度や軍事面の強化で協力したいと述べた。(c)AFP/Stephen Collinson