【12月7日 AFP】日韓併合時代(1910~1945年)に朝鮮半島から日本に持ち込まれた朝鮮王朝の古文書1200冊が6日、韓国の仁川(Incheon)国際空港に到着した。

 空港で行われた記念式典には韓国外交通商部の朴錫煥(パク・ソクファン、Park Seok-Hwan)第1次官や武藤正敏(Masatoshi Muto)駐韓日本大使も出席し、引渡し確認の文書を交換した。

 韓国に引き渡された古文書は、1910年の日韓併合まで続いた朝鮮王朝時代の婚礼や葬式など公式行事を記録した「朝鮮王室儀軌(ぎぎ)」など1200冊で、ソウル(Seoul)の国立古宮博物館で展示される。(c)AFP