【8月22日 AFP】国連人権理事会(UN Human Rights Council)は22日に特別会合を開き、シリア国民に対する無差別攻撃への重大な懸念を表明し全ての暴力行為の即時停止を求める決議案について協議する。
 
 7月からバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領政権による市民への武力弾圧が続くシリアで、国際人権法に違反する行為があったかを調べる国際的な独立調査委員会の派遣も決議案の焦点になる。

 シリア情勢に関して国連人権理事会が特別会合を開くのは2度目。前回4月の会合では、人権侵害の報告を受けて調査団の派遣を決めたがシリア政府は調査団の入国を拒否していた。(c)AFP