【6月27日 AFP】2012年米大統領選の共和党候補指名争いに関する米アイオワ(Iowa)州の世論調査で、ミシェル・バックマン(Michele Bachmann)下院議員が、ミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事と互角の支持を獲得していると、地元紙デモイン・レジスター(Des Moines Register)が26日報じた。

 アイオワ州は、大統領選の予備選挙の初戦を飾る重要な州。2008年にはバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領が同州予備選を制し、指名争いに弾みをつけた。

 デモイン・レジスター紙の行った世論調査によると、ミネソタ(Minnesota)州選出のバックマン議員の支持率は22%で、トップを走るロムニー前知事の23%に1ポイント差まで肉迫した。3番手には実業家でラジオトーク番組司会者のハーマン・ケイン(Herman Cain)氏がつけた。

 アナリストのネート・シルバー(Nate Silver)氏によると、先に行われた別の世論調査ではバックマン議員の支持率はわずか7%で、ロムニー前知事の26%に遠く及ばなかった。(c)AFP/Emmanuel Parisse