【5月30日 AFP】米ワシントンD.C.(Washington D.C.)で29日、次期米大統領選への出馬が取りざたされる共和党のサラ・ペイリン(Sarah Palin)元アラスカ(Alaska)州知事が、さっそうとハーレーダビッドソン(Harley-Davidson)製のオートバイにまたがり、バイク集団の行進に参加した。

 この行進は、米国の退役軍人らが毎年、メモリアルデー(Memorial Day、戦没者追悼記念日)の祝日に、戦争捕虜(POW)や行方不明米兵(MIA)問題への認識を高める目的で行っているバイク行進「ローリングサンダー(Rolling Thunder)」だ。

「ローリングサンダー」への参加について、ペイリン氏は「国を愛する人たちとともにバイクで行進することは、私たちの自由が米兵たちの犠牲のうえにあることを、再度、思い起こさせる」と、自身のブログで語っている。

 一方、ペイリン氏の参加について、「ローリングサンダー」に参加した退役軍人の間では歓迎派と困惑派に分かれているようだ。(c)AFP

【動画】オー­トバイに乗るペイリン氏(YouTube/AFPBB News公式チャンネル)