【2月19日 AFP】インターネット利用状況調査会社の米アーバー・ネットワークス(Arbor Networks)によると、現地時間19日午前4時15分(日本時間同9時15分)以降、リビアのインターネット接続が突然遮断された。

 リビアでは17日、「怒りの日」と称して行われた反体制デモと治安部隊が各地で衝突し、多数の死傷者が出た。翌18日、カダフィ政権は、最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の退陣を求める行動を封じ込める姿勢を明らかにしていた。インターネット遮断は明らかに、反体制派からデモを組織したり情報交換をする手段を剥奪するための政府の動きとみられる。(c)AFP

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