【1月25日 AFP】フランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領のフェースブック(Facebook)アカウントが23日、ハッカーに乗っ取られ、「次の大統領選には出馬しない」などと偽のメッセージを書き込まれた。

 偽のメッセージには、「フランス国民の皆さん、わが国が直面している例外的な状況を鑑み、2012年の大統領選に出馬しないと、わたしの魂と良心に誓って決意しました」と書かれていた。

 さらに、次回大統領選が行われる2012年5月6日に、パリ(Paris)のシャンゼリゼ(Champs Elysees)通りにある有名レストラン「フーケ(Fouquet)」のカフェでサルコジ大統領の退任を祝うとして、このイベントに招待するサイトへのリンクも貼られていた。「フーケ」はサルコジ大統領が2007年に大統領選の勝利を祝った店だ。

 投稿された偽の書き込みには、つづりの間違いも多々みられた。その後、偽の書き込みは削除された。

 サルコジ大統領の支持率はここ数か月、記録的な低い水準で低迷している。今年フランスで開催される主要8か国(G8)首脳会議と20か国・地域(G20)首脳会議を支持率回復につなげたいところだ。サルコジ大統領は次の大統領選に出馬するとみられているが、自身は態度を明らかにしていない。

 しかし、同大統領がフェースブックの公式アカウントに「(ハッカーが書き込んだ)メッセージの文章とつづりに教訓(とすべき誤り)があったことには気づいたが、そのいささか性急な結論にわたしは同意しない」と書き込んだことから、やはり出馬するつもりだと受け止められている。(c)AFP