【11月9日 AFP】インドを3日間の日程で訪問中のバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は8日、インド国会で演説し、同国の国連安全保障理事会(UN Security Council)の常任理事国入りを支持する考えを表明した。

 大統領は、「米国は公正で持続可能な国際秩序を求めている。その1つが、効果的で信頼でき、道理にかなった国連という組織だ」と述べた。さらに、インドが世界の大国の仲間入りをしていることに言及し、「わたしはインドが常任理事国となれるような安保理の改革を望む」と続け、長い拍手を浴びた。

 常任理事国は、米国、中国、ロシア、フランス、英国の5か国。現在、インド、日本、ブラジル、ドイツが、常任理事国入りへの関心を示している。(c)AFP/Stephen Collinson