【9月18日 AFP】米ホワイトハウス(White House)報道官は17日、2012年米大統領選の共和党候補として出馬に関心を示しているサラ・ペイリン(Sarah Palin)元アラスカ(Alaska)州知事について、共和党内で「手ごわい勢力」になっていると発言した。

 ペイリン氏は17日、米大統領選で伝統的に予備選挙の開幕地となってきたアイオワ(Iowa)州を訪問し、大統領選への出馬をにおわせる発言をした。

 これを受け、ホワイトハウスのロバート・ギブズ(Robert Gibbs)米大統領報道官は、2008年の米大統領選ではペイリン氏が、共和党の副大統領候補として多くの有権者を集める力を示し、さらに最近の中間選挙の共和党予備選でも存在感を示したと述べ、「共和党内の手ごわい政治勢力であることに疑いはないし、率直に言って、現在の共和党内で最も手ごわい勢力だ」と記者団に語った。

 大統領選の火ぶたを切るアイオワ州予備選での勝利は、候補者の認知度を非常に高めるため、どの候補者もアイオワ州の有権者たちの支持を得ようと努める。バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領も、2008年の大統領選の始めにアイオワ州で勝利を収めた。

 ギブス報道官は「新しいことに挑戦したくなるのが、だいたいこの時期だ。(ペイリン氏は)おそらく行動するとわたしはみている」と語った。

■ペイリン氏、出馬にはまだ条件

 一方、ペイリン氏本人も米FOXニュース(Fox News)に対し、「やってみる」気はあるが、それにはいくつか条件があり「もしも米国民が、大改革をやってやるという人物を望んでいるのなら、時の試練を経た真実に立ち返りたいと思っているのなら、そして、わたしこそがその人物であると人びとが思っているのなら、それがわたしの家族やわが国にとって最善なのであれば、もちろん、わたしはやってみるつもり」だと語った。

 さらにペイリン氏は「しかし、その人物がわたしだと言うつもりはない。わたしは肩書きなんてなくても間違いなく変化をもたらせる。それをまさに今やっているところだし、良い日々を過ごしているわ」と付け加えた。(c)AFP