仏政府、ロマ人の強制送還を開始
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ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領が進める移民政策に対しては、少数民族排斥だとの批判が高まっているが、ベッソン移民相は今回の退去措置は「純粋に自主的なもの」だと強調した。
写真は、フランスから送還され、ルーマニアの首都ブカレスト(Bucharest)のバネアサ(Baneasa)空港に到着した少数民族ロマの人たち(2010年8月19日撮影)。(c)AFP/DANIEL MIHAILESCU
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【8月20日 AFP】フランス政府は19日、不法移民取り締まりで拘束したロマ人をルーマニアとブルガリアに強制送還する措置を開始した。エリック・ベッソン(Eric Besson)移民相は同日、86人がフランスを退去したと発表。20日にはさらに139人がルーマニアに送還されるほか、月末までに約850人を送還する予定だと述べた。
ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領が進める移民政策に対しては、少数民族排斥だとの批判が高まっているが、ベッソン移民相は今回の退去措置は「純粋に自主的なもの」だと強調した。(c)AFP
ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領が進める移民政策に対しては、少数民族排斥だとの批判が高まっているが、ベッソン移民相は今回の退去措置は「純粋に自主的なもの」だと強調した。(c)AFP