【7月18日 AFP】週末を米メーン(Maine)州で家族とともに過ごしているバラク・オバマ(Barack Obama)大統領は17日、テニスやスイミング、ハイキングなどで休暇の1日をフルに楽しんだ。

 同行取材している報道陣によると、休暇の1日はテニスから始まり、プールで水しぶきをあげた後、ランチは海に面した小島のホテルでとった。

 オバマ大統領、ミシェル(Michelle Obama)夫人、長女のマリア(Malia Obama)さん、次女のサーシャ(Sasha Obama)さんはその後、愛犬ボー(Bo)を連れてマウントデザート(Mount Desert)島の南端にある灯台を訪れ、さらにシップ・ハーバー(Ship Harbor)のハイキング・トレイルを散策。大統領一家は途中、観光客とも気楽に言葉を交わした。

 散策に付き添ったケイティ・マコーミック・リリーベルド(Katie McCormick-Lelyveld)大統領夫人報道官は「美しい景色と涼しい空気の中で小一時間、水辺で遊んだり、犬を走らせたりと、素敵な家族の時間だった。ほかにも犬を連れて散策している家族がいて、大統領一家も気軽にあいさつした。少々岩がちなコースだったが、ちょうどよいハイキングだった」と述べた。

■メキシコ湾岸で過ごすべき、との声も

 前日メーン州に到着した直後にも大統領一家は早速、自転車での散策に出かけ、アイスクリームショップにも立ち寄った。

 オバマ大統領は前年の夏休暇は、東海岸の高級リゾート地マーサズビンヤード(Martha's Vineyard)島で過ごした。

 政治的ライバルたちは大統領に、今年の休暇は英BPの石油掘削施設事故で観光業も大きな痛手を受けているメキシコ湾(Gulf of Mexico)岸で過ごすべきだと催促していた。(c)AFP

【関連記事】オバマ米大統領一家のバケーション