【7月15日 AFP】在韓国連軍司令部と北朝鮮の朝鮮人民軍は15日、板門店(Panmunjom)で韓国の哨戒艦沈没事件をめぐる大佐級の実務協議を行った。哨戒艦沈没後に双方が接触したのは初めて。

 在韓国連軍司令部の広報によると、協議は1時間半にわたって行われた。今回の会合は、将官級会談開催について協議するために行われた。韓国のメディアでは、将官級会談が実現したとしても、北朝鮮は哨戒艦沈没には関与していないという主張を覆さないだろうとの見方が強い。

 在韓国連軍司令部は、哨戒艦が北朝鮮の魚雷で沈没したとの調査結果を提示し、これが1953年の朝鮮戦争休戦協定に違反すると主張するとみられる。(c)AFP/Park Chan-Kyong