【5月8日 AFP】パキスタン政府は8日、通常弾頭と核弾頭の両方を搭載可能な中距離弾道ミサイル「ハトフ4(Hatf IV、別名シャヒーン1、Shaheen 1)」と短距離弾道ミサイル「ハトフ3(Hatf III、別名ガズナビ、Ghaznavi)」の発射に成功したと発表した。また、同国のユサフ・ラザ・ギラニ(Yousuf Raza Gilani)首相は、この弾道ミサイルについて核兵器であるとの認識を示した。

 ハトフ4の射程距離は650キロメートルで、ハトフ3の射程距離は290キロ。パキスタン軍は声明で両ミサイルが「標的エリアへの着弾に成功した」と発表した。(c)AFP