【4月16日 AFP】米ホワイトハウスが15日に公開したバラク・オバマ(Barack Obama)大統領夫妻の2009年の確定申告書によると、夫妻の年収は約550万ドル(約5億1000万円)で、前年の265万ドル(約2億5000万円)の約2倍となった。

 大半は、1月の大統領就任後にベストセラーの首位に躍り出た2冊の著書『マイ・ドリーム―バラク・オバマ自伝(Dreams from My Father)』と『合衆国再生―大いなる希望を抱いて(The Audacity of Hope)』の印税収入だという。大統領としての賃金・報酬は37万4460ドル(約3500万円)だった。

 大統領は前年、ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)の賞金140万ドル(約1億3000万円)も受け取っているが、全額を10の慈善団体に寄付したため、収入には含まれていない。

 夫妻は前年、計40の慈善団体に合計32万9100ドル(約3000万円)を寄付している。
 
 なお、08年の米国の1世帯あたりの平均所得は5万303ドル(約468万円)だった。(c)AFP