【3月4日 AFP】イラクで4日、治安要員や服役囚、入院患者らによる連邦議会選挙の事前投票が7日の本投票に先立ち行われた。その一方で投票所を狙った自爆攻撃などが相次ぎ、兵士7人を含む14人が死亡、48人が負傷した。

 選挙を控えたイラクでは、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)のイラク内勢力の指導者、アブオマル・バグダディ(Abu Omar al-Baghdadi)師が「武力による」選挙妨害を予告していることから厳重な警戒態勢が敷かれており、首都バグダッド(Baghdad)だけで治安要員20万人が配備されていた。(c)AFP/Salam Faraj