【3月2日 AFP】バラク・オバマ（Barack Obama）米大統領（48）は健康診断でコレステロール値が高いと指摘されたことをうけ、今後は高脂肪な料理や食後のデザートを断る場面が出てくるかもしれないと、ロバート・ギブス（Robert Gibbs）大統領報道官が1日、記者会見で語った。

　オバマ大統領は2月28日、メリーランド州ベテスダ（Bethesda）にある国立海軍医療センター（National Naval Medical Center）で就任後初となる健診をうけた。この際、悪玉といわれるLDLコレステロール値が適正値よりやや高い138 mg/dlだったため130 mg/dl以下に下げるよう医師から指導された。

　オバマ氏のコレステロール値があがった理由について、ギブス報道官は、ホワイトハウスに着任後、チーズバーガーやデザートを食べる機会が増えたためではないかと考えている。「ここ（ホワイトハウス）のシェフたちは、デザートづくりの達人ばかり。オバマ氏は、食卓に上る以外のデザートも試食していたに違いない」

　このため、オバマ大統領とギブス報道官は現在、コレステロール値を下げるためにホワイトハウスの食卓でデザートをあきらめる最善策を話し合っているところだという。

　オバマ大統領の主治医によれば、コレステロール値と禁煙の問題を除けば、大統領の健康状態は非常に良好で、任期末まで職務を完遂できると保証した。(c)AFP


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