【6月26日 AFP】イラン改革派系新聞エタマデメリ(Etemad Melli)は25日、マフムード・アフマディネジャド(Mahmoud Ahmadinejad)大統領の再選祝賀夕食会に、国会議員290人中100人以上が出席をボイコットしたと報じた。

 同紙によると、大統領支持派の70人のほか、保守派の30人程度が出席しただけで、保守派有力者のアリ・ラリジャニ(Ali Larijani)国会議長も欠席したと、保守派系議員が明かしたという。

 290人全員が夕食会に招待されたかどうかは不明だが、イラン国会は保守派が圧倒的に多く、改革派とその他議員は合計で90議席のみ。

 エタマデメリは、大統領選で敗れた改革派のメフディ・カルビ(Mehdi Karroubi)元国会議長が所有している。(c)AFP